ホームページ制作の費用相場はいくら?ページ数ごとの料金比較


「ホームページを作りたいけど、どのくらい費用がかかるの?」
多くの企業担当者が最初に抱く疑問はここです。制作会社に見積もりを依頼すると、数十万円から数百万円と幅があり「なぜこんなに差があるのか?」と不安になる方も多いでしょう。
本記事では、ページ数ごとの費用相場をわかりやすく整理し、あわせて費用が変動する要素や見積もり比較のポイントを解説します。これを読めば、自社に合ったホームページ制作の予算感をつかめるはずです。
ページ数ごとの費用相場(一覧表)
まずは結論から。ページ数ごとのおおよその相場を一覧表で示します。
1〜5ページ:30〜80万円
→ 名刺代わり、小規模事業向けの簡易サイト
6〜10ページ:50〜120万円
→ 一般的な中小企業サイト、事業紹介や採用情報を掲載
11〜30ページ:100〜300万円
→ サービス紹介、導入事例、採用ページを含む本格的な企業サイト
30ページ以上:300万円〜
→ ECサイト、ポータルサイト、特殊機能を備えた大規模サイト
これはあくまで目安であり、デザインのオリジナリティや機能要件、戦略設計の有無によって大きく変わります。次にページ数別に具体的に見ていきましょう。
1〜5ページの小規模サイト
- 費用相場:30〜80万円
- 飲食店や個人事業主、スタートアップ企業が「とりあえず名刺代わりのサイトを持ちたい」というケース。
トップページ+会社案内+アクセス+お問い合わせフォーム程度の構成です。
費用を抑えるためにテンプレートを利用する場合も多く、デザインはシンプル。ただし競合との差別化を図りたい場合はオリジナルデザインや写真撮影が必要になり、費用が上がります。
6〜10ページの中規模サイト
- 費用相場:50〜120万円
- 中小企業で最も多いのがこの規模。
トップページ、事業内容、会社概要、採用情報、ブログやお知らせページなど、企業の基本情報を十分に伝えられる構成です。
この規模になると、Web戦略・ブランディング事例のように「どんなターゲットに向けて、どう見せるか」の設計が重要になります。
単にページを作るだけではなく、ユーザーが問い合わせしやすい導線設計を含めて考えることで、費用対効果は大きく変わります。
11〜30ページの大規模サイト
- 費用相場:100〜300万円
- 製造業や不動産業など、事業領域が広い会社はこの規模になることが多いです。
サービス詳細ページや導入事例、FAQ、採用サイト、複数事業部紹介など、多様な情報を整理して発信する必要があります。
この規模のサイトでは、デザインの過去実績や受賞歴がある制作会社かどうかも判断基準になります。
なぜなら、単なる情報掲載ではなく、企業ブランドを高めるデザイン力と実績が成果に直結するからです。
30ページ以上の特殊・大型サイト
- 費用相場:300万円〜
- ECサイトやポータルサイト、会員制システムを備えたWebサイトなど。
要件定義やシステム開発が必要になるため、費用は大きく変動します。
こうした案件では「制作会社に丸投げ」するのではなく、戦略設計を一緒に考えてくれるパートナーを選ぶことが不可欠です。
費用が変動する要素
ページ数だけでは費用を判断できません。以下の要素で大きく変わります。
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・デザイン:テンプレート or オリジナル
・機能:予約・EC・会員制・検索機能など
・コンテンツ制作:文章ライティング・写真撮影・動画制作
・戦略設計の有無:ターゲット分析や情報設計を含めるかどうか
・公開後の運用:更新代行・保守・SEOサポートの有無
この中でも「戦略設計を含めるかどうか」が、成果につながるか否かの分かれ目です。
制作会社を比較するときの注意点
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・見積もりの内訳を確認する:ページ数に含まれる範囲(デザイン・機能・CMS導入など)
・公開後のサポート費用も見る:安い会社は公開後ノータッチの場合が多い
・デザイン実績や受賞歴をチェックする:信頼できるかどうかの判断基準になる
当社の「デザインの過去実績」や「受賞歴」も公開していますので、あわせてご覧ください。
まとめ
ページ数で大まかな相場感は把握できるが、実際の費用は「デザイン・機能・戦略設計・運用」で変動する
制作会社を選ぶときは「相場」だけでなく「成果につながる設計や実績」を確認することが重要
より具体的な見積もりを知りたい方は、まずはお気軽にご相談ください